出国を控えて

10月2日のニュージーランドへの出国まで数日を切った。きっかけは去年、友人が送ってくれた写真だ。あるリサイクルショップを撮ったものだけど、そこにはフェミニズムやアニマルライツに関わるジンがたくさんあり、貼ってあるポスターには収益の全額をアニマル・サンクチュアリに寄付される旨が書かれてあった。(アニマル・サンクチュアリとは、屠殺場に向かうトラックから離れた動物など、主に工場式畜産から救出された動物たちに一生の住処を提供するアニマルライツの運動/教育的な目標のもとに運営されている(当然、食べ物のために動物を搾取しない)農場だ。80年代にカリフォルニアで初めて誕生し、今は世界各国に存在している。)紆余曲折がありはした。年末には、虐待されている犬を助けようとしてできなかったりもしたし、ソウルで動物権(動物の権利のことをこちらではこう呼ぶ)のセミナーを始め、楽しくもあり、もどかしさが募りもした。そのもどかしさの一つが、「動物」について考えたり活動をしたりしながらも、実際にその「動物」とは出会ったことがないということだった。アニマル・サンクチュアリでは少なくとも、「動物に出会う」というこの一つの目標でも、まずは達成しようと思う。まずは一歩踏み出すところから、また何かが新しく見えてくることを願って。

友人が送ってくれた写真。

おまけ。同じく彼女が送ってくれた写真。Zineフェスタでの一枚。

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